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先進国債券と新興国債券

先進国債券と新興国債券て違いますよね?

同じ外国債券ですが、名前の通り先進国と新興国のそれぞれの債券の事を表していると思います。

例えば私が投資対象にしている世界経済インデックスファンドは下記の通り、先進国債券と新興国債券に投資しています。

【先進国債券】 ⇒ 27.5%
【新興国債券】 ⇒ 17.5%

世界経済インデックスファンドで言うところのこの先進国と新興国が株式と債券で違うのを知っていますか?

先進国債券の指数として使用されているシティ国債インデックスの組み入れ対象国を確認すると、、

【ポーランド】
【マレーシア】
【メキシコ】
【南アフリカ】

あれ、

この国って新興国じゃないのって思いませんか??

世界経済インデックスファンドの先進国債券部分を担っている、SMT先進国債券インデックスファンドはこの指数を先進国債券として使用していますが、指数の名称はシティグループ世界国債インデックスです。
私のインデックス対象指数説明ページ

この指数を作成しているシティグループ側は先進国の債券指数だとは言っていません。

あくまでも世界の債券のインデックスという前提でこの指数を作成しているんだと思います。

という事はこのまま時が流れていくと、この指数に現在新興国と思われる国々がどんどん組み入れられていく事になります。

株式と債券で先進国・新興国の分類が一致していないんじゃ、世界経済インデックスファンドの資産配分てどうなのって気がしてきませんか?

もっと言うと、
世界経済インデックスファンドの新興国債券部分を担っている、SMT新興国債券ファンドが採用している指数はJPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイドという難しい名前の指数になります。
私のインデックスの対象指数説明ページ

上記インデックスの組み入れ対象国を確認してみます。
やはりいますね。。

【ポーランド】
【マレーシア】
【メキシコ】
【南アフリカ】

組み入れ対象国が重複してしまっています。
これは先進国債券と新興国債券の指数を違う会社が設定しているという事と、シティ国債に関しては先進国債券指数ではない事が原因かと思います。

株式の先進国と新興国はどちらもMSCIの先進国指数と新興国指数を採用している為、重複が起きることはありません。

実は世界経済インデックスファンドに投資する上で私が一番モヤモヤしている部分はこの債券部分の指数が統一されていない事なのです。

また、世界シティ国債インデックスは株式と同様時価総額比率なので、その指数の大半はアメリカに占められています。
しかし、JPモルガンGBI-EMグローバル・ダイバーシファイドは一国あたりの組み入れ比率を制限(最大10%)しています。

世界シティ国債の方は時価総額比率なので、幸い新興国と呼ばれている国の組み入れ比率は低くなっています。
ですから、重複してしまっているからといってそこまで影響があるわけではありません。

個人的には組み入れ比率制限する指数の方がより分散されるので、好みです。


まとめ


先進国と新興国という区分けは指数によっても違いますし、株式、債券、REITでもそれぞれ違っています。

それをひとまとめに先進国は何%、新興国は何%というのは乱暴なような気がします。

好みの指数を選べれば良いのですが、現状はほとんどのインデックスファンドが同じ指数を採用しています。

納得いかない歪みが多いのですが、インデックス投資されている方は少なからず自分の理想から何かを妥協したり、諦めたりしながらベストではないけれど、ベターなチョイスを繰り返しているのだと思います。

理論的に突き詰めようとするとキリがなくなってしまいますし、理論だけでは行き詰まってしまう事もあります。

私も自分なりの妥協点を決めて、現在の自分に最適であるとの思いで世界経済インデックスファンドに投資しています。

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プロフィール

ドンタロー

Author:ドンタロー
IT企業に勤める30代半ばのサラリーマンです。

インデックス投資は2013年くらいから始めました。

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