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先進国の基準て何?

以前、下記の記事で先進国債券と新興国債券の違いと歪みについて書きましたが、
先進国債券と新興国債券

今回は先進国と新興国の基準についてです。

新興国が先進国になる日が来る?


日本で購入できる株式インデックスファンドの指数はほとんどMSCIのものを採用していますが、MSCIの指数における先進国の基準とは何でしょうか?

様々な基準があるのだと思いますが、今私たちが先進国だと思っている国が新興国扱いになる事も、新興国だと思っている国が先進国になる事もこの先可能性としてはどちらもあるのだと思います。

ここで気を付けたいのが、何気なく新興国は成長性が高いから配分を多めに振り向けたいなと思って新興国に投資している場合、20年後には現在の新興国の中心になっている国が先進国になっているかもしれないという事です。

例えば、インドやブラジル、ロシアや中国の成長性を評価して新興国に配分を多く投資しているのなら、それらの国が先進国になった場合には、新興国に割り当てていた配分を先進国に割り当て直さないとなりません。

上記のような対応は先進国株式と新興国株式を個別のファンドで投資している場合に起きてしまう問題かと思います。

全世界株式のような先進国株式と新興国株式全体を時価総額比率で投資してくれるようなファンドであれば、時価総額の増減に応じて対応してくれますが、その場合そもそも自分好みの重みづけはできなくなります。

普段から金融相場をウォッチされているような方は柔軟に対応できるかもしれませんが、新興国は伸びしろあるから程度に考えて多めに配分して積み立てたまま放置していると、痛い目にあうかもしれません。

成長した新興国はやがて先進国になってしまい、先進国崩れの国と今いち伸び悩んでいる新興国とフロンティアから上がってきたまだまだこれからの国にひたすら投資し続けるという事になる可能性があるからです。

そう考えると、インデックス投資の果実は最終的に先進国に集約されていくのではとも考えられます。

バランスファンドだと対応可能?


私が積み立てている世界経済インデックスファンドのようなバランスファンドはどうでしょう?

世界経済インデックスファンドは世界のGDP比率を参考に年1回配分の見直しを行うとあります。

見直すのは結構なのですが、世界のGDP比率ってどうやって決めているでしょうね?

目論見書を見るとIMFのデータを元にしているような記載がありますが、一番上に紹介した記事にも書いたようにそもそも債券と株式で先進国の顔ぶれが違っています。

株式をメインに決めていたとしても、IMFの定義する先進国・新興国とMSCIの定義する先進国・新興国は同じなのでしょうか?

それともMSCIの定義する先進国・新興国でGDPを集計し直して、尚且つ債券の先進国・新興国の国の違いも考慮した上で最適な比率を導き出しているのでしょうか?

どうなのかはわかりませんが、掲題の先進国と新興国の入れ替え問題については対応できなくは無さそうですね。

まとめ


「新興国は成長余地が大きい」というのは正解だと思います。
しかし、私が投資したいのは「現在新興国と呼ばれている国々」です。

新興国インデックスが投資する国はいつまでも新興国です。

仮に新興国株式インデックスファンド1本に一生投資し続けたらどうなるんでしょうか?

配当分の複利効果もあるとは思いますが、どこまで利益が出るのか不透明ですね。

上記踏まえると、
世界経済は膨張し続けるでしょう。
先進国経済も膨張し続けるのでしょう。
しかし、新興国経済は膨張しつづけるとは言い切れないと思ってしまいます。

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ドンタロー

Author:ドンタロー
IT企業に勤める30代半ばのサラリーマンです。

インデックス投資は2013年くらいから始めました。

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