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インデックス投資における相場観とは

個別ファンドでアセットアロケーションを構築するか、それともバランスファンドでやるか?

インデックス投資をされている方、あるいは興味を持たれている方には悩みの種だと思います。

私はバランスファンド1本でインデックス投資を行っていますが、バランスファンドを複数保有する事には否定的です。
バランスファンドはあくまでも1本で投資を行うから様々な利点が得られるのであって複数になる時点で個別ファンドを積み立てる事と大差がなくなってしまうからです。

なぜなら、バランスファンドを複数保有する、あるいはバランスファンドと個別ファンドを組み合わせて投資を行うとリバランスしなくてはいけなくなります。


バランスファンドを複数保有するのであれば、バランスファンド同士のリバランスが必要になりますし、8資産均等などの固定型バランスファンド同士であればまだ良いですが、世界経済インデックスファンドは世界のGDP比率によってアセットクラスの投資比率が変動します。

同じファンドに投資していてもある時点から投資比率が自動的に変わる仕組みを持っているようなバランスファンドを組み合わせてしまうとアセットアロケーションの把握やリスクの把握もしずらくなってしまいますよね?

リバランス無料がバランスファンドの1番の利点と考えていますので、バランスファンドを含めての複数保有はあまりおすすめしません。

もしもバランスファンドを乗り換えるのなら、時間をかけてでも全て乗り換えるべきです。


また、個別ファンドの組み合わせでインデックス投資を行う場合、アセットアロケーションを自分でいつでも変更することができてしまいます。

個別ファンドで投資を行っているブロガーさんはバランスファンドを利用しない理由として、人間は気が変わるものでアセットアロケーションを変更したくなった時にバランスファンドだと困るという話を見たことがあります。

この気が変わるという部分がどこまで有効に作用するのかは疑問が残る部分ではあります。

私はしょっちゅう気が変わってしまうので、バランスファンドに投資を行っています。
どういうことかと言うと、頻繁なアセットアロケーションの変更は投資のパフォーマンスを低下させる可能性があるからです。


日本債券はずっとゼロ金利であった上に現在はマイナス金利であり、この先金利上昇の可能性しかない。
だから暴落の可能性がある。元本保証の個人向け国債への投資に切り替える。

しかし、金利はなかなか上昇せず日本債券ファンドは上昇し続ける。


外国債券は長期的に見ると購買力平価が働き日本債券と期待リターンは同じだから投資しない。

しかし、過去リターンは圧倒的に外国債券ファンドの方が高い。
※期待リターンの話しだという事は理解しています。


新興国の成長の果実は先進国が享受しているから、新興国株式への投資比率を引き下げる。

しかし、最近新興国調子良い


新興国は一番経済成長が見込まれる国々なので、なるべく投資比率を高くした。

しかし、新興国の低迷は続き、先進国が安定した成長をし続けた。


世界同時株安が発生し、株式相場が暴落したからアセットアロケーションの株式比率を上げた。※リバランスではない

しかし、その時点からさらに半値まで暴落し続け運用資産が大打撃を受けた。


世界同時株高となり、株式相場が絶好調の時期が続きそろそろ値崩れを起こすと予想しアセットアロケーションの株式比率を下げた。※リバランスではない

しかし、その後10年間に渡り株価は上昇し続けた。


日本は人口も減少傾向にあり、今後大きな経済成長が見込めないから投資比率を10%程度に抑える。

しかし、その後バブル崩壊の暗黒時代を抜け20年間日本株式は上昇し続けた。



インデックス投資の極意と言われる相場観を持たないという事はどこまでの範囲なのかについては非常に難しい問題だと思います。

「相場観によってアセットアロケーションを変えないというのもある意味アクティブ運用だ」と山崎元さんも仰ってました。


私が投資している世界経済インデックスファンドも世界市場はやがてGDP比率へ向かうといった推測の元に設計されているファンドです。

アリババやLINE等の企業も自国ではなく、アメリカ市場で上場したりしています。
株式市場という観点ではこれらの企業の本拠を置く国ではこの利益を享受できない事になります。

グローバル化が進んでいると言われますが、これからの世界経済がどうなっていくのか先読みするというのはやっぱり難しいですね。私のような素人にそんな能力はありません。

となると、わき目もふらず最初に決めたアセットアロケーションを雨の日も風の日も晴れの日も嵐の日も、ひたすら守り続けていくしかないのではないかという結論に達しました。

あれこれ考えてアセットアロケーションをいじくっても結局バランスファンドに勝てなかったというブロガーの方もいらっしゃいますし、面倒くさいのが嫌という性格を考えてもバランスファンドが合ってるなとつくづく思います。

この投資方針を最も生かすのがバランスファンド1本投資です。

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プロフィール

ドンタロー

Author:ドンタロー
IT企業に勤める30代半ばのサラリーマンです。

インデックス投資は2013年くらいから始めました。

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