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ターゲットイヤーファンドってどうなの?

先日下記の記事にて、フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドを紹介しました。
フィデリティ・ターゲット・デート・ファンド

信託報酬や資産配分含めてかなり好みなファンドですが、果たしてターゲットイヤーファンドとはどのようなファンドなのでしょうか?

資産配分を勝手に変更してくれる


ターゲットとなる年に向けて、債券比率を高めてリスクを低減していくという運用を行うようです。

フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドに関して言うと債券部分を為替ヘッジしてくれるので十分にリスク低減効果はあると思います。

為替ヘッジはコストが大きくなると言われますが、ファンドオブファンズである事やそもそも信託報酬が低いのでそこまで気にする必要もないかと思います。

コストで言うと解約時の信託財産留保額もなしです。

無リスク資産の割合を年齢に応じて高めて行く運用をされている方は結構いると思いますので、同じような運用がこれ1本でできる事になります。

ヘッジ債券とは言えリスク資産であり、元本割れする可能性はありますから全く同じではありませんが。

当初決めた運用方針のままとは限らない?


フィデリティ・ターゲット・デート・ファンドの目論見書を見ると下記の記述があります。

「ファンドの運用にあたっては、FILインベストメンツ・インターナショナルに、基本資産配分の運用(設計・見直しを含む)の指図に関する権限を委託します。」


つまり、途中で方針変更する可能性あるよってことです。

現在の資産配分に納得して投資していたのに、不景気になって経済状況鑑みて株式比率を引き下げましたとかやられたら最悪です。

インデックス型のターゲットイヤーファンドではありますが、資産配分方針は不変ではないようです。
つまり、インデックス型のファンドを利用したアクティブ運用のファンドという事になります。

ちなみにセレブライフストーリーも同様の運用方針です。

マネックス資産設計ファンドを思い出す方がいらっしゃるかもしれません。


まとめ


途中で配分変更をやられてしまうリスクを考えると普通のバランスファンドや個別ファンドで投資を行う方が良いですね。

まぁ、もしも資産配分変更されてしまったら解約して他のファンドに乗り換えれば良いだけという気もしますが。

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ドンタロー

Author:ドンタロー
IT企業に勤める30代半ばのサラリーマンです。

インデックス投資は2013年くらいから始めました。

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